FUT−Hシステムは、海外の斜張橋で使用実績が多くある現場製作斜ケーブルとして開発したもので、ポリエチレン被覆した亜鉛めっきPC鋼より線φ15.6mm(以下、ストランドという)を用いた、グラウトが不要なノングラウトタイプのケーブルです。
ストランドの構成本数は19本から127本(引張荷重:4960kN〜33100kN)まで対応可能で、設計張力により、ストランド本数を1本単位で任意に設定することができます。
FUT−Hシステムは、ケーブル本体と、ウェッジ、アンカーヘッド、定着ブロック、支圧板などからなる定着具で構成されます。
工場製作斜ケーブルと異なり、ストランドの搬入や架設・緊張など全ての現場施工をストランド1本単位で行うことにより、特殊な運搬・架設機材を用いることなく施工が可能となります |